Clonezilla se live で UEFI のクライアントに展開するときの修正点

Windows のクライアント展開のために Clonezilla を検証した。

Clonezilla SE

普通なら Windows 展開サービス (WDS) を使うところだが、諸所あり Clonezilla を使う方向性を検討しており、そのための検証だ。
展開先クライアントの台数があるため、正しくは Clonezilla ではなく Clonezilla Server Edition (Clonezilla SE) の検証だ。
検証作業そのものについては、特筆するようなこともなかったので省略するが、一箇所だけ手間がかかる箇所があったので、備忘録代わりに公開しておく。

Clonezilla SE と UEFI クライアントの注意点

クライアント展開のために PXE でクライアントを ブートすると、Clonezilla SE から配布されるブート ストラップ ローダーを読み込んで起動するが、Clonezilla SE の公式サイトで提供されている Live CD では、配布するブート ストラップ ローダーの初期値が Legacy BIOS 用に設定されている。
このため、クライアント機が UEFI BIOS だと PXE ブートに失敗し、そのままハング アップしたり起動ループに陥ったりしてしまう。

Clonezilla SE で UEFI クライアントに展開するには

Clonezilla SE には UEFI BIOS 用のブート ストラップ ローダーも用意されているので、クライアント機が UEFI BIOS のときは UEFI BIOS 用ブート ストラップ ローダーを配布するように設定を書き換えればいい。
書き換えるのは /tftpboot/nbi_img/pxelinux.cfg/default ファイルだ。

この /tftpboot/nbi_img/pxelinux.cfg/default ファイルの PATH bios/ と書かれた行をコメント アウトし、 #PATH efi64/ と書かれたコメント行を有効にすれば、UEFI BIOS 用のブート ストラップ ローダーが配布される。
以下に修正前後の差分を記載する。

このように /tftpboot/nbi_img/pxelinux.cfg/default ファイルを修正してから Clonezilla SE 本体を起動すれば、UEFI BIOS のクライアント機に対する PXE ブートの問題が解消する。

もちろん、このような修正をすると今度は、Legacy BIOS のクライアント機がブートに失敗するようになる。
これはつまり、UEFI BIOS  のクライアント機と Legacy BIOS のクライアント機に対して同時に展開がかけられないということだ。
なお、UEFI BIOS と Legacy BIOS のクライアント機に一斉に展開する方法があるのかは、残念ながら調べていない。

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