DNS のルート サーバー (D-Root) の IP アドレス変更による MS-DNS の更新

日本のドメイン名 (jp ドメイン) を管理している JPRS から「d.root-servers.net(D-Root)のIPアドレス変更に伴う設定変更について」というお知らせが告知された。
A から M まで 13 個あるルート サーバーの内の d.rot-servers.net の IP アドレスが変更になったというものだ。
従来の d.root-servers.net の IP アドレスも移行後 6 ヶ月間、つまり 2013 年 7 月半ばまでは今まで通り運用されるとのことなので、急ぎ対応する必要は無いが忘れないうちに作業しておく。

筆者が管理している DNS サーバーは、ドメイン公開用とローカル向けの 2 台ある。
公開用は ubuntu 上の BIND9 を使い、ローカル向けは Windows Server 2008R2 上の MS-DNS を使っている。
まずはローカル向けの MS-DNS の方で作業を行う。

[スタート] メニューの [管理ツール] から [DNS] を選んで DNS マネージャーを起動する。
DNS マネージャーの左側のペインのツリーから MS-DNS を動かしているサーバーを選択、右クリックしてコンテキスト メニューで「プロパティ」をクリックする。

MS-DNS サーバーを選択、右クリックのコンテキスト メニューから [プロパティ] を選ぶ

MS-DNS サーバーのプロパティ ダイアログで [ルート ヒント] タブを開く。
ここに表示されている d.root-servers.net. が今回変更になったルート サーバーだ。
[ルート ヒント] タブを開いた状態で「サーバーからコピーする」ボタンをクリックする。

「サーバーからコピーする」ボタンをクリックする

[コピー元のサーバー] にはルート サーバーのどれかを入力するのが間違いないが、今回は D-Root の新しい IP アドレスである「199.7.91.13」を入力して、「OK」ボタンをクリックする。

コピー元サーバーに 199.7.91.13 を入力して「OK」ボタンをクリックする

「ルート ヒントを検索しています」ダイアログが表示された後にそれが消え、元のプロパティ ダイアログに戻る。

ここで d.root-servers.net. のところを見ると、旧アドレスの 128.8.10.90 が削除されていないといけないはずが、何故か残ったままになっている。
d.root-servers.net を削除してから「サーバーからコピーする」を実行してみたりもしたが、旧アドレスが削除されたかのように見えても一時的な見た目だけで再確認するとやはり削除されてないままだ。

原因はよくわからないままだが、「サーバーからコピーする」を行なった後に d.root-servers.net. を選択して「編集」ボタンをクリックして、「ネーム サーバー レコードの編集」ダイアログで 128.8.10.90 のアドレスを直接削除した。

d.root-servers.net. を選択して「編集」ボタンをクリックする
128.8.10.90 を選択し「削除」ボタンをクリックして削除してから、「OK」ボタンをクリックする

最後に MS-DNS サーバーのプロパティ ダイアログで「OK」ボタンをクリックして作業を終える。

「OK」ボタンをクリックして終了する

ところで今回の場合は、新旧どちらの IP アドレスもわかっているので、この操作をコマンド ラインからでも行ってもいいだろう。
やりたいのは、ルート ヒントの d.root-servers.net に新しい IP アドレスとして 199.7.91.13 を追加し、登録されている 128.8.10.90 をを削除することだ。

それには dnscmd コマンドを使って、MS-DNS が動いている PC で以下のように実行すればいい。

なお、 dnscmd コマンドを実行する PC と MS-DNS が動いている PC が異なるときは、 dnscmd の直後に MS-DNS が動いている PC の FQDN か IP アドレスを指定すればいい。

これでローカル向けの MS-DNS については、d.root-servers.net の IP アドレス変更に対応できた。
公開用の BIND の作業は次の記事に書く。

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