Windows Server 2012 のリモート管理ができない (2012.9月18日時点の話)

Hyper-V Server 2012 をインストールしてみた。
リモート管理に関しては Windows Server 2012 も同様だと思うので、標題には Windows Server 2012 と書いている。

Windows Server 2012 であれば、フル インストールや最小インストールをすることで、リモート デスクトップ接続でリモート サーバーのローカル コンソール上でサーバー マネージャーなどを動かすことができる。
しかし、Server Core でインストールしたときや、Server Core しか存在しない Hyper-V Server 2012 では、リモート デスクトップ接続でリモート サーバーの CLI を使うか、サーバー マネージャーでリモート接続する以外に管理手法が存在しない。

今回インストールしたのは Hyper-V Server 2012 なので、手軽に管理するにはサーバー マネージャーでのリモート接続が欠かせない。
ところが、常使いの Windows 7 でサーバー マネージャーを立ち上げて Hyper-V Server 2012 に繋ごうとすると、何度やってもエラーになってしまう。

当然のことながら、Hyper-V Server 2012 では sconfig ユーティリティを使ってリモート管理を有効にしてある。

sconfig でリモート管理を有効にした

エラーの内容は「WS-Management サービスは要求を処理できません。」というものだ。
残念なことに、このエラーダイアログではエラーの原因になっているリソース URI が省略されてしまっている。
何故に Microsoft 社はこんな無意味なメッセージを表示するようにしたのだろうか。

サーバー マネージャーが出した 「WS-Management サービスは要求を処理できません。」というダイアログ

イベント ログに詳細なメッセージが残されていないかと調べたところ、Windows Remote Management が出力したログの中に「http://schemas.microsoft.com/powershell/Microsoft.ServerManager」というリソース URI の表記を見つけた。

Windows Remote Management が出力した「WSMan シェルをリソース URI http://schemas.microsoft.com/powershell/Microsoft.ServerManager で作成しています」というイベント

このリソース URI の文字列をキーワードにググって調べたところ、 「Unable to Connect to Windows Server 2012 Core using Server Manager (From Windows 7)」 (英文) という Microsoft のフォーラムの QA を見つけた。
一言でまとめると、「Windows 7 の RSAT は Windows Server 2012 には対応していない。」ということだ。
いずれは Windows 7 用に Windows Server 2012 に対応した RSAT (Remote Server Administration Tools) がリリースされるだろうが、当面の間は Windows 8 に Windows 8 用の RSAT をインストールするしかないらしい。

しかたないので、VirtualBox に Windows 8 をインストールし、Windows 8 用の RSAT を Microsft のWeb ページ からダウンロード、インストールしたが、サーバー マネージャーは繋がるものの、コンピューターの管理が繋がらない。

Windows 8 のサーバー マネージャーで Hyper-V Server 2012 に接続してコンピューターの管理を開こうとするとエラーが表示される

セキュリティが強化された Windows ファイアウォールで受信規則を有効にしなければならないとかいうことだが、sconfig ユーティリティでリモート管理を有効にしただけではダメなのだろうか。
Windows 2008 R2 の時は sconfig ユーティリティで MMC リモート管理を有効にすればファイアウォールも適切に設定してくれていたのだが。

ということで、Hyper-V Server 2012 (Windows Server 2012 の Server Core) を使うのは一時的に断念することにした。
もう少し気持ちと時間に余裕ができたときにでも、Hyper-V Server 2012 のファイアウォールの状態を調べ、設定を修正するなど、再チャレンジするとしよう。

Windows Server 2012 であれば、たとえ Server Core でインストールしたとしても、再インストールすることなく最小インストールやフル インストールに切り替えることも比較的簡単にできるとの謳い文句なので、必要に応じて最小インストールやフル インストール切り替えて、リモート デスクトップ接続からサーバー マネージャーが使えるだろう。
もしかしたら、安易なそちらの逃げ道を選ぶかもしれない。

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