VirtualBox に Windows Server 2008 R2 インストールすると 0xc0000225

今更感が濃厚ではあるが、Windows Server 2008 R2 を使って動作確認をすることになった (何の動作確認をしたかは、気が向けば投稿するかもしれない。)
動作確認のためにわざわざ PC を何台も用意するのも勿体ないため、このようなときは仮想環境を使うのが最近の潮流だ。
筆者も Hyper-V や VirtualBox、VMware などを、そのときの気分で使い分けている。

今回は VirtualBox を使った。
なお、VirtualBox を選択したことに、特に理由には無い。

今更だが、VirtualBox に Windows Server 2008 R2 をインストールするには以下の手順を踏む。

まずは、VirtualBox マネージャーのツール バーから「新規」ボタンをクリックする。
これは VirtualBox マネージャーの [仮想マシン - 新規] メニューを実行するでも良い。

Click New Button on VirtualBox Manager

「新規仮想マシンの作成」ウィザードが起動する。
ここからは、この「新規仮想マシンの作成」ウィザードで仮想マシンを作成していく。
「新規仮想マシンの作成」ウィザードで最初に表示される「ようこそ」画面では、右下にある「次へ」ボタンをクリックしてそのまま次に進む。

「仮想マシン名と OS タイプ」画面の「名前」欄には適当な名前を入力する。
ここで入力した名前が、そのまま仮想マシンの各ファイルを保存するディレクトリ名にになるので、ディレクトリ名として正しくなるように名前を付ける必要がある。
「OS タイプ」の「オペレーティング タイプ」欄は [Microsoft Windows] を、「バージョン」欄は [Windows 2008 (64 bit)] を選び、「次へ」ボタンをクリックする。
これからインストールする OS は Windows Server 2008 R2 であり、これは 64 bit 版しか存在しない。
このため「バージョン」欄では、必ず 「(64 bit)」がついたものを選ばなくてはならない。

「メモリ」画面では、「メイン メモリのサイズ」のスライダーを動かし、仮想マシンに割り当てる適切なメモリ量を指定して、「次へ」ボタンをクリックする。
Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) システム要件(当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり) によると 512MB 以上となっているが、どんなに少なくても 768MB は割り当てておかないととても使い物にならないだろう。

「仮想ハード ディスク」画面では、仮想マシンに接続する仮想ハード ディスクの割り当てを行う。
通常ここでは、「起動ディスク」チェックボックスにチェックを入れ、「新規ハード ディスクの作成」ラジオボックスを選択して、「次へ」ボタンをクリックする。

すると「新規仮想ディスクの作成」ウィザードが起動するので、その指示に従って仮想ハード ディスクを作成する。
Windows Server 2008 R2 を動かしてみるだけでいいなら、仮想ハード ディスクのサイズは 40 GB もあれば十分だろう。
Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) システム要件(当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり) によると 32 GB が最低になっているが、これだと本当にインストールだけしかできない。
もっとも、40 GB にしたところで、OS の動作の確認以外のことをするにはすぐに不足するのは目に見えているので、注意が必要だ。

仮想ハード ディスクを作成したら、「概要」画面が表示される。
ここまで「新規仮想マシンの作成」ウィザードを使って指定してきたパラメーターが表示されているので、内容に間違いなければ、「完了」ボタンをクリックする。

以上で Windows Server 2008 R2 をインストールするための仮想マシンが作成できた。
続いて Windows Server 2008 R2 のインストール メディアを、この仮想マシンの CD/DVD ドライブに割り当てる。

VirtualBox マネージャーの左側のペインに、作成したばかりの仮想マシンが表示されている。
それを選択して、VirtualBox マネージャーのツール バーの「設定」ボタンをクリックする。
または、仮想マシンを選択しておいて、[仮想マシン - 設定] メニューを実行するでも良い。

Click Setting Button on VirtualBox Manager

仮想マシンの「設定」ダイアログが表示されるので、左側のペインで「ストレージ」を選択し、ストレージの設定画面の「ストレージ ツリー」で [IDE コントローラー空] を選択する。
そして、「属性」欄の「CD/DVD ドライブ」の右端にある CD/DVD メディアのボタンをクリックする。

Click CD/DVD icon with Strage on Setting Dialog

するとファイル選択ダイアログが開くので、予め用意しておいた Windows Server 2008 R2 のインストール メディアの ISO イメージ ファイルを選択する。

ファイル選択ダイアログで Windows Server 2008 R2 のインストール メディアの ISO イメージ ファイルを選択すると、仮想マシンの「設定」ダイアログの「ストレージ ツリー」に選択した ISO イメージのファイル名が表示される。
「情報」の「場所」欄には選択した ISO イメージのフル パスが表示される。
これで仮想マシンの「設定」ダイアログの右下にある「OK」ボタンをクリックすれば、Windows Server 2008 R2 のインストール メディアがこの仮想マシンの CD/DVD ドライブに割り当てられる。

ISO image Assigned CD/DVD drive wigh Storage on Setting Dialog

以上で、Windows Server 2008 R2 を VirtuslBox の仮想マシンにインストールする準備ができた。
あとは、この仮想マシンを起動すれば、仮想マシンの画面が表示され、その中で Windows Server 2008 R2 のインストールが進んでいく。

ところで、
ここまでに書いた手順を間違いなく行っていれば、何の問題も無く Windows Server 2008 R2 のインストールができる。
しかし希に、仮想マシンを起動して Windows Server 2008 R2 のインストール メディアから最小現必要なファイルを読み込み、インストーラーの最初の画面が立ち上がろうというときに、Windows Boot Manager が真っ黒な画面のまま 0xc0000225 エラーで停止してしまうことがある。

Happened Error 0xc0000225 on Windows Boot Manager

VirtualBox というクライアント OS で動かす仮想環境だから仮想マシンに割り当てるメモリも最小減にしよう。
だったら仮想マシンにインストールする OS も 32 bit 版で十分じゃないか。
などと考え、「新規仮想マシンの作成」ウィザードの「仮想マシン名と OS タイプ」画面で、「OS タイプ」の「バージョン」欄に [Windows 2008] ([64 bit] とはついていない) を選んで仮想マシンを作成してから、Windows Server 2008 R2 が 64 bit 版しかないことを思い出し、慌てて作成した仮想マシンの設定ダイアログを開き、「一般」画面の「基本」タブで[バージョン] 欄を [Windows 2008 (64 bit)] に変更すると、ほぼ確実に Windows Boot Manager の 0xc0000225 エラーを見ることになるだろう。

この 0xc000225 のエラーを解消するのは、実は非常に簡単だったりする。
仮想マシンの設定ダイアログを開き、「システム」画面の「マザーボード」タブにある「拡張機能」の「IO APIC を有効化」チェックボックスにチェックを入れるだけで良い。
設定ダイアログの「一般」画面の「基本」タブの「バージョン」欄を他の OS から [Windows 2008 (64 bit)] に変更したときには、同じ設定ダイアログで「システム」画面を開き「マザーボード」タブの「拡張機能」欄「「IO APIC を有効化」チェックボックスにチェックを入れるようにしよう。

Select 'Windows 2008 64 bit)' as OS Type, after select other OS Type
Check 'IO APIC' as Ex-function

なお、ここで使用している VirtualBox のバージョンは 4.0.12 であることを、補足しておく。

「VirtualBox に Windows Server 2008 R2 インストールすると 0xc0000225」への3件のフィードバック

  1. >「IO APIC を有効化」
    ずっと悩んでいた0xc0000225エラーが一発解決出来ました!!!
    良記事です。本当に有り難うございました!

    MacBookAirに仮想win7を入れようとして同じ状態になった素人より

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