WordPress の高速化 – その2 (WP Super Cache の導入)

前回の記事では PHP に XCache を導入した。
XCache を単純に入れただけでは PHP のコードをキャッシュする機能だけしか働かない。
しかし、PHP で作られたアプリケーションの中には、本来ならファイルやデータベースに保存する値を、ファイルやデータベースではなく XCache に保存するようにすることで高速化が図れるものが存在する。

WordPress も各種の設定や記事などをデータベースに保存している。
これらの一部を XCache に保存させられるようにするプラグインが、どうも在るらしい。 
具体的には「Download XCache for WordPress」や「XCache Object Cache Plugin for WordPress 2.5+」などが、それに該当するらしい。

しかし、通常のプラグインとは異なり WordPress 本体のファイルに手を加えなくてはならないようで、若干難易度が高くなるのと、WordPress のアップデートの都度、本体のファイルを修正しなくてはならなくなる。

そこで、XCache とは別の手法で WordPress の高速化を模索する。

その方法は、WordPress がアクセスされる度に毎回生成する HTML を、一度作成したらそれをそのまま保存しておき、二度目以降のアクセスの際に再利用するというものだ。
この手法をコンテンツキャッシュと呼び、これを実現するプラグインでは「WP Super Cache」が有名だろう。

WP Super Cache のインストール自体は、他の WordPress のプラグインと同じだ。
注意すべきは、WordPress をインストールしたフォルダーの中にある wp-content フォルダーが、Web サーバーから書き込みが可能になっている必要があるとういう点だ。

wp-content フォルダーを書き込み可能にしないまま WordPress の管理パネルで WP Super Cache を有効にすると、 WP Super Cache をインストールしたフォルダーにある advanced-cache.php ファイルの一部を編集した上で wp-content フォルダーにコピーしろというメッセージが表示される。
そのメッセージに従って、advanced-cache.php ファイルを適切に編集してwp-content フォルダーにコピーしても、管理パネルを開く度に wp-content フォルダーに何やらファイルを書き込もうとしてエラーが表示される。
このエラーの回避法についてはどこにも書かれている気配がない。

wp-content フォルダーへの、Web サーバーからの書き込みが可能にしてあるなら、こんなエラーが表示されるはないのだろう。

WP Super Cache のコードを調べたところ、wp-content フォルダーへの書き込みを可能にしたくないときは、WP Super Cache をインストールしたフォルダーにある advanced-cache.php ファイルに 2 箇所ある「CACHEHOME」を WP Super Cache をインストールしたフォルダーのフル パス表記に書き換えて、wp-content フォルダーにコピーすれば良いと分かった。
更に、WP Super Cache をインストールしたフォルダーにある wp-cache-config-sample.php ファイルの名前を wp-cache-config.php に変更して、これも wp-content フォルダーにコピーする。
そして、wp-content フォルダーにコピーした、advanced-cache.php ファイルと wp-cache-config.php ファイルの内、wp-cache-config.php ファイルだけに書き込みの許可を割り当てればいい。

後は WP Super Cache の設定画面で「キャッシング利用」をチェックするだけだ。
それ以外の細かな設定項目は、適宜設定すれば良いだろう。

先の記事で導入した XCache と合わせて、当 Web サイトもある程度は快適に閲覧できるようになったはずだが、はたしてその効果の程はどうだろうか?

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