はじめの一歩 [Install Maniax 5]

先の記事に書いたように申込期限のぎりぎりになってインストール マニアックス 5 にエントリした。
エントリした以上は何か一つでもしなければとは思うが、Windows Azure なんて今まで一度も触ったことがないため、どこから手を着ければ良いのか皆目見当も付かない。

幸いなことにインストール マニアックス 5 のヘルプページ [当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡が残る] をよく眺めると、そこに「できるインストールマニアックス5」[当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡が残る] というリンクがあり、このリンク先に Windows Azure Companion を使って Azure に WordPress をインストールする手順が書かれた Web ページがある。
これをそのまま参考にして WordPress をインストールしがてら、Azure の触り方を勉強することにしよう。
ここでインストールした WordPress もポイントとして計上されるので、一石二鳥といえるだろう。

まずは「Release: Windows Azure Companion – March 2011 CTP」 (当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり)の Web ページ (英語) から WindowsAzureCompanion-SmallVM-Mar2011CTP.zip というファイルをダウンロードして、ZIP ファイルを解凍、展開しておく。
なお、ダウンロードするためにファイル名をクリックするとライセンス許諾のダイアログが表示されるが、このダイアログで「I Agree」ボタンをクリックしないとダウンロードはできない。

download page of Windows Azure Companion
Agreement Dialog at download WIndows Azure Companion

続いて Azure にログインするため http://windows.azure.com/ にアクセスする。
すでに LiveID でログインしている状態で無ければ、LiveID のログイン ページが表示されるので、Azure のサブスクリプションを購入したときの LiveID でログインする。
初めて Azure にログインするときは以下のような Web ページが表示されることがあるみたいだ。

Verify LiveID for use Azure

LiveID の有効性を確認するための手続きのようだが、携帯電話宛てに電子メールで認証コードを送り、それを入力させる方法になっている。
つまり、携帯電話を持っていない人は Azure を使うことができならしい。
しかも入力できるメール アドレスは、ドコモとソフトバンクの携帯メアドだけという何とも悲しい仕様になっている。

しかたなく、この Web ページの右下にある「Windows Azure Support Center」のリンクから、Web フォームを使って「au の携帯だと登録できないじゃないか、ゴラァ (※一部の表現が過度に誇張されています)」と送信したら、ほとんど即座に電話がかかってきて、口頭での簡単な本人確認の後に承認手続きをしていただいた。
Azure サポート センターの迅速な対応に驚くと共に、大変感心させられたことは言うまでもない。

LiveID が認証されると Azure にログインし、以下のような Windows Azure Platform のマネジメント ポータル ページが表示される。
ストレージ アカウントを作成するために、左上にある「New Storage Account」のアイコンをクリックする。

Create Strage Account on Windows Azure Management Portal
Create Storage Account Dialog

ストレージ アカウントを作成する際には、ストレージ アカウントの名前 (アクセスするときの URL ) と、その保管場所 (地域) を決めなくてはならない。
名前はホスト名として有効であればどんなものでも構わない。
ただし、他の誰かが使っていると使えないので、別の名前に変える必要がある。
保管場所 (地域) は、「Anywhere US (米国のどこか)」、「South Central US (米国中南部)」などの候補から選ぶ。
とりあえずは無難そうな「East Asia (東アジア)」を選んでみた。

ストレージ アカウントの名前と保管場所を決めたら、「OK」ボタンをクリックすると、ストレージ アカウントが作成される。
マネジメント ポータルもストレージ アカウントのページに切り替わり、作成したばかりのストレージ アカウントが表示されているはずだ。
作成したストレージ アカウントをクリックすると、マネジメント ポータルのページの右側の表示も切り替わる。
ページの右側中程の Name 欄には、ストレージ アカウントの名前が表示されている。
ページの右側のPrimary access key または Secondary access key のところにある「View」ボタンをクリックすると、作成したストレージ アカウントのアクセス キーが表示される。

Storage Account on Windows Azure Management Portal
Access key of Storage Account

ここでストレージ アカウントの名前と、Primary access key (プライマリ アクセス キー) の値を控えたら、最初にダウンロードしておいた Windows Azure Companion の設定ファイルを編集する。

Windows Azure Companion の ZIP ファイルを解凍すると三つのファイルが展開されるはずだ。
その中の ServiceConfiguration.cscfg ファイルをテキスト エディターで開き、20 行目辺りから書かれている "*****" の ***** の部分が修正対象になる。

ServiceConfiguration.cscfg (修正前)

20 行目の ***** を先ほど控えたストレージ アカウントの名前に、21 行目の ***** をプライマリ アクセス キーの値に書き換える。
23 行目と 24 行目の ***** はそれぞれ、ここで作成する Windows Azure Companion にログオンするためのユーザー名とパスワードに書き換える。
更に 26 行目の ***** を http://wazstorage.blob.core.windows.net/azurecompanion/default/WindowsAzureCompanionFeed.xml に書き換える。
これは Windows Azure platform Companion Applications Feed の URL のようだが、実は何のための指定なのかよく分かっていない。

ServiceConfiguration.cscfg (修正後)
※この例だとユーザー名は maniaxadmin に、パスワードは p@ssw0rd になる。

ServiceConfiguration.cscfg ファイルを修正したら、それを Azure にアップロードしよう。

先ほどの Windows Azure Platform のマネジメント ポータル ページの左側の下の方に「Home」と書かれたリンクがあるので、それをクリックしてマネジメント ポータルのトップ ページに戻る。

goto Home from Strage Account on Windows Azure Management Portal

マネジメント ポータルのトップ ページ左上にある「New Hosted Service」アイコンをクリックして、新しいホスト サービスを作成する。

Create Host Service on Windows Azure Management Portal
Create Host Service Dialog

ホスト サービスを作成する際には、サービス名と URL、サービスが設置される地域などを入力する。
サービス名はどんな名称でも良さそうだが、URL は他の人が既に使っているものは使えない。
配置オプション (Deployment option) は、「製品環境への配置 (Deploy to production environment)」をチェックする。
「配置しない (No Deploy)」 にチェックするのは意味がないし、「計画環境への配置 (Deploy to stage environment)」にチェックすると、インストール マニアックスの審査が受けられなくなる。
その下の「配置に成功後 開始する (art after successful deployment)」にもチェックを入れる。
「配置名 (Deployment name) はサービス名と同じでいいだろう。
Package Location と Configuration file は、それぞれの横にある「Browse Locally」ボタンをクリックして、先ほどダウンロードし解凍、展開した Windows Azure Companion のファイルを指定する。
Package Location には WindowsAzureCompanion.cspkg を、Configuration file には編集した ServiceConfiguration.cscfg を指定する。
全て指定したら、「OK」ボタンをクリックする。

すると、以下のような警告のダイアログが表示されるが、「Yes」ボタンをクリックして先に進める。

Warning Dialog

ちなみにエラー メッセージは以下の通りだ。

Warning
A warning has been encountered
A warning has been encountered.  Click "See more details" to see the warning.  Would you like to override and submit?

Warning: This deployment has at least one role with only one instance. We recommend that you deploy at least two instances per role to ensure high availability in case one of the instances becomes unavailable. Doing so also enables coverage of the Windows Azure Compute SLA (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=159704&clcid=0x409), which guarantees 99.95% uptime. For more information please visit http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=202707 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=202707).  Find more solutions in the Windows Azure support forum (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=206235).

ホスト サービスが作成されるまでには、暫く時間がかかるがここはじっと我慢するしかない。
待つこと十数分でサービスが作成され、マネジメント ポータルのホスト サービスのページが表示される。
ホスト サービスを作成するときに、配置オプション (Deployment option) で「製品環境への配置 (Deploy to production environment)」にチェックを入れ、さらに「配置に成功後 開始する (art after successful deployment)」にもチェックを入れたので、ホスト サービスの作成と同時に配置イメージが作成され、開始しているはずだ。

Hosted Service on Windows Azure Management Portal

それでは作成されたホスト サービスの配置イメージにログインして、WordPress をインストールしていこう。
配置イメージは既に開始 (起動) しているので、そのまま接続、ログオンして操作する。

Windows Azure Companion から作成したホスト サービスの配置イメージの管理サービスは、8080 番ポートで Web インターフェースを提供している。
接続先の URL はマネジメント ポータルのホスト サービスのページに表示されているデプロイメントをクリックして、右側ペインの「DNS name」欄を見ればわかる。

DNS Name of Hosted Service on Windows Azure Management Portal

Web ブラウザのアドレス欄に、「DNS name」欄の URL の末尾に‘:8080’を付けた URL を入力してアクセスすると、以下のように Windows Azure Companion の管理ページが表示されれるはずだ。

まずはログオンするために右上にある [Log On] のリンクをクリックする。
入力する User name と password は、ServiceConfiguration.cscfg ファイルの 23 行目と 24 行目に書いたものだ。
User name と password を入力したら、その下の「Log On」ボタンをクリックする。

Welcome Page on Windows Azure Companion
Logon Page on Windows Azure Companion

無事にログオンすると最初に表示されたのと同じ Welcome ページが表示されるが、よく見ると右上の部分が「Log On」ではなくなっているのが分かる。
続いて 「applications」タブをクリックすると、Windows Azure Companion を使ってインストールできるアプリケーションの一覧が表示される。

Application Page on Windows Azure Companion

この中からインストールしたいアプリケーションにチェックを入れて、ページの右側上下どちらかの「Next」ボタンをクリックすれば、選んだアプリケーションがインストールできるようになっている。

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