サーバーのアップグレード中 (ubuntu 8.04 → 10.04)

ubuntu 10.04 LTS が今年 4 月にリリースされたのは先日の記事に書いたとおりだ。
リリースからほぼ一ヶ月が経ち、いつもながらの駆け込みリリースによる、リリース直後の不具合に関する情報もそろそろ出そろった頃だろうと思う。
そこで、自分が使っているサーバーも ubuntu 10.04 にアップグレードすることにする。

LTS は 2 年毎のリリースであるため、10.04 の前にリリースされた LTS は 8.04 になる。
現時点において稼働している自分のサーバーは、この ubuntu 8.04 LTS で構築されている。
これをアップグレードするわけだが、素直に 8.04 から 10.04 にアップグレードするのは大変に不安に感じる。
本来であればテスト環境を用意して、ここにまず 8.04 をインストールの後に現在の環境を再現しておき、これを元に 10.04 へのアップグレードを試みるといった手順を採るべきだろう。
そして、このときに生じた問題の回避方法を調べ、きちんとした手順を確立するまで、テスト環境でのアップグレードを何度も繰り返してから、ようやく実際に稼働しているサーバーのアップグレードに取りかかることになる。

しかし、どれだけ繰り返し試したとしても、実際に稼働しているサーバーをアップグレードしてしている最中に、予想もしていない問題が起こる可能性は否定できない。
さらにアップグレード中はサーバーを止めざるを得ず、ひとつでも問題が起きればいつ復旧できるかも分からなくなる。

これを嫌って大抵の場合は、このようなアップグレードに際しては、新規にサーバーを用意し、これに新しい OS (今回は ubuntu 10.04) をインストールし、現在稼働しているサーバーと同等な環境を構築するようにしている。
そして、稼働しているサーバーと同等な環境が構築できた時点で、動的に更新されるデータだけを移行するという方法をだ。
この方法であれば、サーバーを止める時間はデータの移行に掛かる時間だけで終わらせることができ、アップグレード中の問題もほとんど起こることはない。

デメリットとしては、現在稼働しているサーバーの他にもう一台サーバーが必要になることがある。
しかし今は、仮想化環境 (Microsoft Hyper-V) 上の仮想マシンでサーバーを動かしているため、このデメリットも全く気になることはない。

ということで、現在稼働しているサーバーとは別に新しい仮想マシンを作成して、そこに ubuntu 10.04 の環境を構築している段階だ。
当然、インストールする各種アプリケーションのバージョンも上がっているので、それらの設定も今までとは変わってきている可能性がある。
ここ暫くは、本ブログの更新が滞っていた気配があるが、多少はネタの供給があるのかもしれない。

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