インターネットに公開する準備 [Install Maniax 3]

他の参加者に比べて一周も二周も遅れをとっている状況なのは分かっている。
何かが作業の邪魔をしているのか、それはわからないが、予選の締切までは淡々と続けるとしよう。

さて、今まで LAN 内だけでアクセスできる環境で作業をしていたが、ここでインターネット側からもアクセスできるように環境を変更するとしよう。

古い部材が放り込んである箱をまさぐったところ、NIC が数枚見つかった。
これを使って、Hyper-V をマルチホームの PC にする。

元来、Hyper-V のホスト OS は、ホスト自身が使う NIC が と仮想マシンに割り当てる NIC を別にするのが推奨とされている。
また、ここのネットワークは贅沢にもグローバルな IP アドレスを 8 個所有しており、それを物理的な DMZ ネットワークに割り当てて使っている。
そこで Hyper-V のホスト OS に NIC を 2 枚追加し、これらを DMZ と LAN に繋いで仮想マシン用にする (LAN に繋ぐ NIC が は当面使う予定はないが、将来の保険とする)。
本体に元からついている NIC はホスト OS 専用として、LAN に繋ぐ。

それでは早速、NIC を取り付けるためにホスト OS をシャットダウンしよう。
ホスト OS は Hyper-V Server 2008 R2 であるために、リモートからシャットダウンする直接的な方法は無いはず。
ということでコンソールを直接操作してシャットダウンを行う。

シャットダウンのコマンドは shutdown /s でいい。
30 秒の待ち時間を経た後に、シャットダウンが行われる。
たとえ数秒でも待つのが嫌なら shutdown /s /t 0 のように /t 0 をつければ、0 秒の待ち時間の後 (つまりコマンド実行と同時) にシャットダウンが行われる。

このとき、ゲスト OS をシャットダウンしておく必要はない。
ホスト OS のシャットダウンと同時にゲスト OS はサスペンドされ、ホスト OS が起動すると自動的に復旧する (Hyper-V マネージャーで設定を変えておけば、ホスト OS の起動時に勝手に復旧しないようにもできる)。

今だにサーバー PC は仮置きのままであるため直接コンソールを操作できるが、この後 きちんと設置したときにサーバー PC の前まで出向いて操作するのも面倒だ。
この際だからシャットダウンの前にリモートデスクトップを有効にしておこう。

Hyper-V Server でリモートデスクトップを有効にするには、ログオンと同時に立ち上がっている SConfog で、「7) リモート デスクトップ:」を有効にするだけでいい。

リモートデスクトップを有効にしたら shutdown /s /t 0 を実行して、ホスト OS をシャットダウンする。
電源が切れたことを確認して、NIC を 2 枚増設したら電源を入れなおしてホスト OS の起動を待つ。
なお、NIC を増設する際には、その NIC の名称や使われているコントローラチップの名称と、どのスロットに増設したかを控えておくことを忘れないようにしよう。
ここで控えたものが後で必要になる。

ホスト OS が起動したら、増設した 2 枚の NIC を有効に活用できるように Hyper-V の仮想ネットワークを設定しなおすことにする。
Hyper-V マネージャーの右側の操作ペインで「仮想ネットワーク マネージャー」をクリックして「仮想ネットワーク マネージャー」ダイアログを表示させる。
ゲスト OS インストールの前準備」のときに「外部ネットワーク」という名称で仮想ネットワークを作成したので、まずはこれをクリックして、「接続の種類」欄で前に割り当てていた NIC を今回追加した NIC に変更する。
続いて新しい仮想ネットワークとして、もう一つ仮想ネットワークを作成し、先とは別の NIC を割り当てる。
このとき、両方の仮想ネットワークの「管理オペレーティング システムにこのネットワーク アダプターの共有を許可する」のチェックを外しておく。

仮想ネットワークの設定 (LAN に接続する外部ネットワークの設定) 仮想ネットワークの設定 (DMZ に接続する外部ネットワークの設定)

なお、「管理オペレーティング システムにこのネットワーク アダプターの共有を許可する」のチェックを外すときには、割り当てた NIC に十分な注意が必要だ。
間違って最初から PC についている NIC が割り当てられているときに、このチェックを外してしまうと Hyper-V マネージャーを使った操作が全くできなくなってしまう。
仮想ネットワークに割り当てた NIC の名称と、先程控えた名称をしつこいくらいによく見比べるようにしよう。

これで増設した 2 枚の NIC それぞれに別の仮想ネットワークを割り当てることができた。
また、PC 本体に最初からついていた NIC は仮想ネットワークから外れたので、ホスト OS が専用で使用できるようになった。

続いて、すでに動作している仮想マシンに割り当てている仮想ネットワークを変更して、DMZ につながるようにする。
Hyper-V マネージャーで、ゲスト OS (Windows Web Server 2008 R2) をインストールした仮想マシンを右クリックして、表示されるコンテンツメニューで「設定」をクリックする。
すると、仮想マシンの設定ダイアログが表示される。
左側のリストの「ネットワークアダプター」をクリックして、右側のペインにネットワークアダプターの構成を表示させる。
このなかの「ネットワーク」欄で、先程追加変更した仮想ネットワークの中から、DMZ に繋ぐネットワークを選択して「OK」ボタン (または「適用」ボタン) をクリックする。

仮想マシンのネ
ットワークの変更

これで仮想マシンが DMZ に繋ぎ返らえたなる。
あとは、仮想マシンで動作しているゲスト OS で IP アドレスなどの設定を変えるだけだ。

こうして公開した仮想マシンは http://maniax3.compnet.jp/ (インストール マニアックス 3 のルールに規定される公開期限を過ぎたために、サイトを閉鎖した) でアクセスできる。
また「」で設定した Hyper-V 判定プログラムは http://maniax3.compnet.jp/hayper-v/heyper-v.aspx になる。

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