ゲスト OS (Windows Web Server 2008 R2) に IIS をインストール [Install Maniax 3]

ゲスト OS の基本的な設定が終わったので、IIS をインストールするとしよう。
Windows Web Server 2008 R2 を Full Install したのであれば、サーバーマネージャを使って IIS を簡単にインストールできるが、今回は若干の手違いで Server Core にしてしまったため、コマンドラインを使ってのインストールになる。

具体的には以下のコマンドを実行すればいい。

start /w pkgmgr /iu:IIS-WebServerRole;IIS-HttpRedirect;IIS-CGI;IIS-IPSecurity;IIS-HttpCompressionDynamic;IIS-ManagementService;WAS-WindowsActivationService;WAS-NetFxEnvironment;WAS-ConfigrationAPI

このコマンドでインストールする IIS の機能は以下の緑色で示したものになる。
なお、コマンドラインで直接指定したのは緑色の太字の機能だけだ。
緑色の細字の機能は、それより上位の緑色の太字の機能のインストールに伴って、自動的にインストールされる。

  • IIS-WebServerRole [Web サーバー (IIS)]
    • IIS-WebServer [Web サーバー]
      • IIS-CommonHttpFeatures [HTTP 基本機能]
        • IIS-StaticContent [静的なコンテンツ]
        • IIS-DefaultDocument [規定のドキュメント]
        • IIS-DirectoryBrowsing [ディレクトリの参照]
        • IIS-HttpErrors [HTTP エラー]
        • IIS-HttpRedirect [HTTP リダイレクション]
        • IIS-WebDAV [WebDAV 発行]
      • IIS-ApplicationDevelopment [アプリケーション開発]
        • IIS-ASPNET [ASP.NET]
        • IIS-NetFxExtensibility [.NET 拡張性]
        • IIS-ASP [ASP]
        • IIS-CGI [CGI]
        • IIS-ISAPIExtensions [ISAPI 拡張]
        • IIS-ISAPIFilter [ISAPI フィルター]
        • IIS-ServerSideIncludes [サーバー側インクルード]
      • IIS-HealthAndDiagnostics [状態と診断]
        • IIS-HttpLogging [HTTP ログ]
        • IIS-LoggingLibraries [ログ ツール]
        • IIS-RequestMonitor [要求の監視]
        • IIS-HttpTracing [トレース]
        • IIS-CustomLogging [カスタム ログ]
        • IIS-ODBCLogging [ODBC ログ]
      • IIS-Security [セキュリティ]
        • IIS-BasicAuthentication [基本認証]
        • IIS-WindowsAuthentication [Windows 認証]
        • IIS-DigestAuthentication [ダイジェスト認証]
        • IIS-ClientCertificateMappingAuthentication [クライアント証明書のマッピング認証]
        • IIS-IISCertificateMappingAuthentication [IIS クライアント証明書のマッピング認証]
        • IIS-URLAuthorization [URL 承認]
        • IIS-RequestFiltering [要求フィルター]
        • IIS-IPSecurity [IP およびドメインの制限]
      • IIS-Performance [パフォーマンス]
        • IIS-HttpCompressionStatic [静的なコンテンツの圧縮]
        • IIS-HttpCompressionDynamic [動的なコンテンツの圧縮]
    • IIS-WebServerManagementTools [管理ツール]
      • IIS-ManagementScriptingTools [IIS 管理スクリプトおよびツール]
      • IIS-ManagementService [管理サービス]
      • IIS-IIS6ManagementCompatibility [IIS 6 管理互換]
        • IIS-Metabase [IIS 6 メタベース互換]
        • IIS-WMICompatibility [IIS 6 WMI 互換]
        • IIS-LegacyScripts [IIS 6 スクリプト ツール]
    • IIS-FTPServer [FTP サーバー]
      • IIS-FTPsvc [FTP サービス]
      • IIS-FTPExtensibility [FTP 拡張]
  • WAS-WindowsActivationService [Windows プロセス アクティブ化サービス]
    • WAS-ProcessModel [プロセス モデル]
    • WAS-NetFxEnvironment [.NET 環境]
    • WAS-ConfigrationAPI [構成 API]

PKGMgr を使って IIS のインストールをしたときも、サーバーマネージャーでインストールしたときと同様に、C:inetpubwwwroot などのフォルダが作成される。
この後、このフォルダにコンテンツなどのファイルを保存することになるので、このフォルダを共有させておこう。

フォルダを共有するには「ホスト OS に若干の設定を追加」のときにホスト OS (Hyper-V Server 2008 R2) に対して行ったように、クライアントで「コンピューターの管理」を使ってリモートで行ってもよいし、ゲスト OS のコマンドプロンプトで net share コマンドを使っても良い。
net share で C:inetpub を inetpub という名前で共有させるには以下ようなコマンドを使う。

net share INETPUB=C:inetpub /GRANT:everyone,change

先程、PKGMgr を使って IIS をインストールしたときに、IIS の管理サービス (IIS-ManagementService) を一緒にインストールした。
しかしながら、この管理サービスについては Full Install のサーバーマネージャーでインストールしたときと違い、インストールしただけでは使い物にならない。

IIS に対するリモートからの管理を許可するために、以下のレジストリの値を 1 にしてやる必要がある。
Server Core にも RegEdit (レジストリエディタ) があるので、これを使ってレジストリを変更しておく。

HKEY_LOCAL_MACHINESoftwareMicrosoftWebManagementServer
EnableRemoteManagement:DWORD:1

さらに、管理サービスを動かすのと、OS を再起動しても管理サービスが自動的に動き出すように、以下のコマンドを実行しておく。

net start WMSvc
sc config wmsvc start= auto
注: start= と auto の間には空白文字が必要

これでインターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーを使って、リモートからこの IIS を管理できるようになった。

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