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2017-05-06(土)

Azure のリソース毎の課金額を確認する方法

Posted by Nakane, R. in technical   

某 SNS で Microsoft Azure で仮想マシンを使ったときの請求額が料金計算ツールでの計算額よりも大きいという話がありました。

Microsoft Azures

どうやら料金計算ツールで仮想マシンのコンピューティング時間だけを計算して、それ以外のリソースに掛かる料金を失念していたようです。 確かに料金計算ツールでは、仮想マシンを動かすときにコンピューティング時間以外にさまざまなリソースが一緒に使われることが分かりません。 この点は今後の改善点としてマイクロソフトに期待したいところです。

しかしながら、料金計算ツールが改善されてあるリソースを使うときに共に必要になるリソースが表示されるようになったとしても、ストレージ容量・アクセス量、Azure サイトからのアウトバウンド パケット数など、実際に使ってみないことにはどの程度の使用量になるか分からないリソースも多くあります。 こういったリソースについては、仮想マシンを立てて、使いながら実際の使用量を経験的に覚えていくしかありません。

そこで確認の意味を含めて、Microsoft Azure で実際に使ったリソースおよび、その使用量と課金額を知る手順を記しておきます。

冗長とは思いますが、Microsoft Azure 管理ポータル画面を Web ブラウザーで表示しているところから始めます。 まずは、Microsoft Azure 管理ポータル画面の右上にある自分のアカウントをクリックすると表示されるコンテキスト メニューから「明細の表示」を選んでクリックします。

新しい Web ブラウザーのタブか新しい Web ブラウザーのウィンドウに Microsoft Azure の「使用量と課金」のページが表示されます。 このときに Microsoft Azure の「ようこそ」ページが表示された場合は右上の「サインイン」からサインインしてください。

Microsoft Azure の「使用量と課金」のページが表示されたら、請求明細を確認したいサブスクリプションを一覧の中から選んでクリックします。

サブスクリプションがひとつしか登録されていなければ、もちろんそれを選んでクリックします。 選んだサブスクリプションの請求額の概要ページが表示されます。

請求額の概要ページのタイトルのすぐ下にある「請求履歴」をクリックします。 または、左側にあるメニューにある「使用量の詳細のダウンロード」をクリックします。 すると、過去の請求の一覧が表示されます。 各請求期間の欄に「請求書のダウンロード」と並んで「使用量のダウンロード」があります。 この「請求書のダウンロード」か「使用量のダウンロード」のどちらかをクリックすれば、Microsoft Azure で実際に使ったリソースおよび、その使用量と課金額が分かります。

「請求書のダウンロード」をクリックすると、その請求期間の請求書の PDF がダウンロードできます。 リソース毎の使用量と課金額は、ダウンロードした請求書の最後のページ辺りに記載されています。 「使用量のダウンロード」をクリックすると、その請求期間の使用量の明細を CSV 形式にしたファイルがダウンロードできます。 ダウンロードした CSV を Microsoft Excel (もちろんテキスト エディターでも可) で開けば、リソース毎の使用量と課金額が分かります。 現時点では「使用量のダウンロード」をクリックすると、「バージョン2・プレビュー」と「バージョン1」というドロップ ダウン メニューが表示されますが、フォーマットが若干苦となるくらいでどちらを選んでも大差なさそうです。

この手順では請求済みの分だけで、しかも請求期間毎の合計しかわからないという不満があるかもしれません。 とりあえず現状ではこの他に、リソース毎の使用量と課金額を知る方法はなさそうです。 未請求期間であれば「使用量と課金」のページを毎日控えて比較することで、リソース毎の日々の使用量と課金額を知ることができないわけではありませんが、とてもやっていられないと思います。 請求済みの請求期間単位での使用量と課金額が分かるという程度で我慢してください。

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